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参加した先輩の声(研修&交換留学レポート)

2018年度 中国語夏期海外研修 上海外国語大学

17C

8月5日から8月25日までの約3週間、海外研修で中国の上海と北京へ行ってきた。

5日、出発する日の朝、私は期待よりも不安のほうが強かった。というのも私が中国語を学んだのは大学1回生の時と研修前に少し復習しただけで、中国語に関してほとんど無知の状態だったからである。なぜそのような状態なのに研修に申し込んだのかというと1回生の時に受けていた中国語の講義の先生に勧められたからという呆れるような理由だった。その先生から中国について様々な事を教えてもらい中国に興味を持ったというのもあったが、先生に勧められていなかったら自分の意志だけでは行かなかったと思う。そんな私の体験談を含めた感想をこれから書いていこうと思う。

5日の午後1時頃関西国際空港から上海に向けて出発した。機内は見た感じほとんどが中国人で、少なくとも私の周りの前後左右斜めすべての席は中国人で埋まっていた。CAが機内食や飲み物を持ってきてくれても聞き取るのがやっとで中国語での意思疎通はできなかったので英語でなんとかやり過ごした。この時は心の底から英会話を学んでおいていてよかったと思った。しかしこれから中国に行くのに機内で英語しか話せなかったので、もともと抱いていた不安はさらに大きくなってしまった。

2時間ほどのフライトを終え上海空港に着陸した。日本と中国はこんなにも近いのかと感じた。そして着いてすぐ私はカルチャーショックを受けた。まだ飛行機はかなりの速度で滑走路を走っているのにも関わらず、ほとんどの中国人が立って降りる準備をし、出口に向かって並び始めたのだ。そのおかげで飛行機から降りる前に中国に着いたことを実感できた。入国手続きを終えてからは先に着いていた先生と上海外国語大学からボランティアで生徒が一人迎えに来てくれていた。とても友好的で親しみやすい人だった。この生徒の協力や上海外国語大学での講義のおかげもあって、上海に着いてからの1週間は中国で最低限の日常生活ができるくらいのとても多くの言葉を、コミュニケーション能力を、自分でも信じられないくらいの速さで習得した。

中国語が飛び交う環境下での学習は私を大きく成長させてくれた。時差のせいもあったのかもしれないが、毎日22時頃には眠りに就いていた。それ程に最初の1週間はとても忙しく大変でしんどかった。けれども、それ以上に自分の知らない世界を知る楽しさ、自分が成長していくのを実感できる楽しさ、友達が増えていく楽しさ、友達と助け合って困難を乗り越えていく楽しさ、本当に多くの楽しさがあり全く苦だとは思わなかった。

2週目以降は少しずつ環境に慣れてきて、やはりしんどさはあったが、それでも1週目よりはるかに気楽に過ごせるようになって、自分の時間も確保できるまでになり、日にちが経つに連れて楽しさのほうが大きくなっていった。

最初は中国語が全く話せず、聞き取ることさえ困難で不安だらけだった私が、たった3週間の短い時間で自分でも驚くほどに成長することができた。また異文化を見て体験したことで様々な事がより広い視野から考えられるようになった。この研修は自分にとってとてもいい経験になった。今回の研修で学んだことの多くは私の将来できっと役に立つのでそれらを活かせるように頑張っていこうと思う。