国際交流課

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参加した先輩の声(研修&交換留学レポート)

2018年度 ベトナム交流プログラム

18E

私は、今回ベトナム研修に行き初めての経験や体験がとても多くあり人生の中でもきっと掛け替えのない一週間になったと思う。そして新たな大切な仲間と出会えたこの研修に感謝したい。

この研修の中で心に深く残っていることが大きく二つある。まず一つ目はベトナムに進出している日本企業に訪問した時に聞いた話である。

私が驚いた話は、ベトナム人の給料の話である。日本の大学生の新卒平均年収が327万円に対して、ベトナムの大学生の新卒平均年収は36万円であるという事だ。この話を聞くまではホーチミン市ではバイクや車が多く行き交いショッピングを楽しむ人もたくさん居て贅沢はしていないけれども普通に3食を食べて生きていけていると思った。しかし、この話を聞いたとき月3万円の給料で生活していることやまだ一日食べていくのに必死で働いていると知り、表面だけで一国を知ろうとしてもいけないと再確認できた。それと同時に現地の大学生からアルバイトの時給も100円前後と聞き私たちの想像よりも低くて驚いた。

次に日系企業ではベトナム人の仕事の仕方や考え方もお聞きした。そこでわかったことは女性より男性が仕事をサボる傾向にあるということ。旧正月のテトで実家に帰省すると同時に仕事にも帰って来ず、しかし、お金がなくなったらまた仕事場の周りにきて仕事をしたいということもあるらしい。日本は共働きでこどもを育てて生活をしているのに、そこは違うのだと感じた。しかしそれはベトナム戦争が近い過去にあり、男性はまだいつ戦争に駆り出されるかわからないから、お金は貯めずある分だけ使うという考え方もベトナム人の心のどこかでは残っているのかも知れないとも聞いた。それを聞いたとき私は本当に異国の人と心を打ち解けるにはその国の戦争の経緯や惨禍、歴史を知ることは避けては通れないことだと深く痛感した。

私はこの研修で男性であるが恋愛対象が女性ではなく男性の人にも出会った。その男性は「日本でも自分のような人はもっとたくさんいると思う。まだまだ社会を恐れて隠れていると思う」と言っていた。私は固定概念や自分の心のものさしで人を決めつけることがまだまだ日本には残っておりコンプレックスを一つの特徴や個性と思いたくても思えない社会になってることをベトナムのその友達と出会ったことで再確認した。こういう社会を少しでも一人一人の発信で変えていきたい。そしてそれが人種差別や国交改善につながることを私は望みます。

「また必ずベトナムに帰りたい」そう思わせてくれた研修になりました。