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FD・SD活動

令和元年度前期授業改善アンケート 優秀者表彰式を行いました。

2019年8月26日 FD・SD活動

本学では、開講する授業を改善し、大学全体の教育の質を向上させることを目的として、学期ごとに「授業改善のためのアンケート」を実施しております。昨年に引き続き、アンケート結果に基づいて、学生から高い評価を得た授業を担当した教員を表彰することになりました。

令和元年8月6日(火)、学長会議室にて令和元年度前期の表彰式を行い、15名の教員を表彰しました。(表彰式には7名が出席)

授業改善アンケート優秀者表彰式

顕彰結果対象者は以下の通りとなります。(すべて五十音順)

1.言語科目部門(対象教員:91名)

「日本語読解1」荒瀬 雅子 非常勤講師
「上級日本語作文1」郷矢 明美 非常勤講師
「上級日本語読解1」十川 理絵 非常勤講師
「Interactive Communication 1」ティム ハリス 国際学科 准教授
「ドイツ語1」中村 茂裕 国際学科 教授

2.講義科目【履修者数100名未満】部門(対象教員:162名)

「マクロ経済学」大谷 剛 経済学科 教授
「数学科教育法Ⅰ」定金 浩一 非常勤講師
「日本事情1」獅々見 真由香 非常勤講師
「観光ビジネス中国語1」テキ 亜蕾 非常勤講師
「社会科・地歴科教育法」戸田 靖久 非常勤講師

3.講義科目【履修者数100名以上】部門(対象教員:95名)

「ビジネス日本語2」石川 憲司 非常勤講師
「サービス産業論A」田中 彰 商学科 教授
「経営管理論」土屋 佑介 経営学科 講師
「物流論」浜崎 章洋 商学科 教授
「教育心理学」山田 啓次 教職教育センター 准教授

私の授業の取り組みの工夫、心掛けていること

「日本語読解1」荒瀬 雅子 非常勤講師

留学生それぞれが持つ語彙量には差があるため、本文の内容理解がスムーズに進むよう、事前に語彙の予習シートを配布して事前に調べておくことを宿題とし、授業では語彙の確認、翌週には復習クイズを実施して語彙の定着をはかっています。
「遺伝子検査」や「仕事の選択」、「教育制度」など様々なトピックに触れ、筆者の考えを正しく読み取るテクニックを身につけるだけでなく、トピックについて日本社会での問題点や背景を説明し理解を促しています。留学生自身が、自国での同様の問題についてや自分だったらどうするかなど、積極的に発言したくなるような授業作りを心掛けています。-

「上級日本語作文1」郷矢 明美 非常勤講師

学生一人一人の理解度は異なるため、小テストや学生への質問を通して、常に理解のレベルをチェックするよう心掛けています。理解ができていないと思われる場合には個別のフィードバックをするとともに、必要に応じてクラス全体でのフィードバックや進度調整を行うようにしています。
学生にとって受身的になりがちな講義と自らが取り組まなければならないワーク(小テスト・課題・発表・資料収集等)のバランスをとるようにしています。またレポート作成は各学生の興味に応じた自由テーマとするなど、できるだけ学生が主体的に取り組めるものになるよう工夫しています。

「上級日本語読解1」十川 理絵 非常勤講師

外国人学生は、日本語学校で受験対策あるいは日本語能力試験対策としての「読解」の授業しか受けてこなかった人がほとんどですので、そんな学生たちに読書の楽しみを知ってもらいたいと考え、小説やエッセイの中から、身近なテーマで学生たちが共感を持てる内容のもの、短い章立てで章ごとに内容が完結しているもの、半期を通して一冊読み切ることができるもの、そして日本語能力を向上させるためにN1・N2の語彙や文法表現が多く含まれているものを教材として選定するように心がけています。学生が授業を楽しめ、しかも日本語能力が向上したと満足できるかどうかは、この教材の選定に全てがかかっていると考えます。

「Interactive Communication 1」ティム ハリス 国際学科 准教授

コミュニケーション中心の科目なので、特にコミュニカティブ・アプローチをアクティブ・ラーニングの形で利用し、学生間のペアワーク、グループ・ディスカッション、インフォメーション・ギャップ・タスク等のコミュニケーション・タスクを定期的に実施しております。学生の理解の確認、授業に対するフィードバックの取得、学生とのラポール形成等のために、可能な限り一人一人の学生と直接コミュニケーションを取りながら授業を行うようにしております。

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