CAMPUS LIFE GUIDE 2021
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学生生活スタートOSAKA SANGYO UNIVERSITY 19悪徳商法に関する注意喚起について学生をねらった詐欺まがいの「悪徳商法」が多発しています。これらの「悪徳商法」は、学生の社会的経験のなさ等につけこみ、「楽して儲かる」といった気持ちを起こさせ、時には脅迫まがいの方法で引き込んだりします。“すきあらば”といろいろな手口で絶えず狙っています。次にあげるような巧妙な手口の新たな商法も出てきていますので「うまい話」「楽して儲かる話」には、十分に注意してください。うまい話にご用心巧妙な手口を駆使して、高額な商品を売りつけたり、金銭をだまし取る等、学生を狙った詐欺まがいの『悪徳商法』が増えています。代表的なケースを以下にあげましたので、くれぐれも用心してください。○「アンケート調査にご協力を」に注意(キャッチセールス) 路上等で、アンケート調査と称して、高額商品の販売目的で近づいてくる業者がいます。 ※知らない人からの誘いに乗らないよう、毅然とした態度で。○マルチ商法・マルチまがい商法(連鎖販売)  ネットワークビジネスとも呼ばれ、知人・友人から、「うまい儲け話がある」とか「楽しいサークルがある」と誘われ、高額な商品等を購入して多額の負債を抱えたり、友人を勧誘して大切な人間関係を損なう等の被害が多発しています。○アポイントメント商法  電話や電子メール等で「あなただけ選ばれました」「プレゼントが当りました」等、うまい話で営業所等に呼出し、高額な商品やクーポンを売りつけたり、契約させたりする被害がでています。○デート商法  勧誘時に言葉巧みな話術で異性に好意を抱かせ、それにつけ込んで商品等を販売する商法です。ケースによっては相手に抱かせた好意を利用して、クーリング・オフ(無条件解除)させないということもあります。○架空・不当請求  利用した覚えがない架空の有料番組サイト利用料金、恋人紹介事業の事務手数料、民法指定消費料金、債権等を請求する文書が、電子メール、はがき、封書、電報で届くという相談がよせられています。最近では、実在する公的機関によく似た名称の使用、訴状の受理、支払督促等の広く周知していない制度の悪用、購入していないアダルト関係商品に関連した会費の請求等が発生しています。いずれのケースも、消費者の不安をあおり、トラブルとは関わりたくないという心理をついてお金を得る、非常に悪質な手口です。関わらないためには、絶対に連絡しないことが大切です。○ワンクリック詐欺  電子メールや電話、はがき等を利用して、架空あるいは一度だけアクセスしたサイトから利用料金等を請求されるという相談が多数寄せられています。その中でも、携帯電話のメールを手段とした料金請求が多く、新たな手口による相談が急増しています。悪質な宗教団体の勧誘手口に要注意大学等のサークル活動に見せかけて、悪質な宗教団体が勧誘活動を行っているケースがあります。気軽な感じで近づいてくるので、安易なノリでついていくと、気づいた時には団体の活動に巻き込まれてしまいます。入会すると高い会費を支払わされたり、宗教活動等へ強制参加させられたりし、抜け出せなくなってしまいます。不審に思ったら話は聞かずに断る、入会してしまったら友人や親、大学に相談しましょう。もしトラブルに巻き込まれたらもしもトラブルに巻き込まれてしまったら、自分ひとりで悩まずに、すぐに学生生活課に相談してください。

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