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経営学部 商学科

学生目線で新商品誕生!地域の事業者向けイベント「クラウドファンディング活用セミナー」に商学科学生が登壇しました(2019年2月8日)

2019年2月15日 経営学部 商学科

2019年2月8日、摂津市、摂津市商工会、高槻商工会議所、茨木商工会議所、吹田商工会議所、島本町商工会が主催する地域の事業者向けイベント「クラウドファンディング活用セミナー」に商学科3年生の河野舞子さんが登壇しました。大勢の出席者を前に「産学連携のクラウドファンディング」というテーマにて、ゼミで自ら取り組んだ事例を交えてプレゼンテーションしました。

クラウドファンディングとは、事業者が新しいビジネスを始めるさいに一定期間に不特定多数から少額ずつ資金を集めるという、今日注目される資金調達・セールスプロモーション・テストマーケティングの仕組みです。

プレゼンテーションの様子          堂々たるプレゼン

    

商学科はアクティブラーニングの取り組みを進めています。本年度も地元大東を中心に企業や商店街と連携しながら、複数のゼミが活動先の経営課題を発見・共有し、各々の専門分野より解決を試みています。河野さんはマーケティング論を専攻する鈴木ゼミに所属し、ゼミ内グループ活動では自身の活動先で皮革小物製造を営まれるGLC Japan株式会社(大東市)との間で昨春より商品開発を進めていました。

工房での社長との打ち合わせ         ゼミでの打ち合わせ 

 

活動先を同じくする複数グループから全8案提出されたアイデアは、商品化へのプロセスの中で活動先社長の鋭く、また、厳しい目にさらされ、7月の中間報告会の段階で3つに、商品化の可否を決する11月の最終報告会ではたった1つにまで絞られていました。この最後まで残った1案を手掛け、大学と工房を行き来しながらアイデアスケッチ、試作品制作、商品のネーミング、と作品を温め続けていたのが彼女のグループでした。

工房での作業                 試作品ができました 

 

晴れて商品化が決まっても、それはまだゴールではありません。マーケティングでは商品の仕様だけでなく、価格設定や販売促進方法まで幅広く検討、実践します。こうして年を越しても作業は続きました。資金を募るべき支援者に商品をお披露目できたのは2月7日、すなわちこのセミナーが実施される前日でした。

まず市場分析―セミナー資料より        アイデアスケッチ―セミナー資料より 

  

細部へのこだわり―セミナー資料より      試作を重ねる―セミナー資料より 

 

そしていよいよクラウドファンディング開始です。効果は絶大でした。多くの支援者に恵まれ、当初掲げた目標金額は開始初日に達成されました。最終的にどのような商品ができあがったのでしょうか。詳細など関連情報は下記のリンク先にてご確認いただけます。どうぞご覧ください。

※出品ページ「通勤通学専用!!学生が考えた社会人になっても使いたいポケットウォレット『C3』」(クラウドファンディングサイト“Makuake”)

※ニュース&TOPICS「学生目線で新商品誕生!地元企業と革製のポケットウォレットを開発」(本学公式サイト)