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経営学部 在校生の声 川邉 みなみさん

STUDENT’S VOICE

  • 川邉 みなみさん

    MINAMI KAWABE

    自信につながった
    クラファンプロジェクト。

在籍している学科について

1.この学科を選んだ理由を教えてください。

中学生の頃からホテルコンシェルジュに憧れていました。ホテルではお客様が様々な場面に遭遇します。ホテルコンシェルジュとは、ホテルを利用するお客様のリクエストやお困りごとを解決してくれる人です。必ずしも表明されない「声」を読み取って臨機応変に対応したり、時にはサプライズ企画を試みたりすることもあります。
そこで求められるのが、分析力(ニーズを汲み取る力)や、創造力(何かを企画する力)といったマーケティングに関するスキルであると考えています。商学科にはマーケティング論や消費者行動論などの講義があり、さらにそれらの授業で学んだ理論を実践できる場としてゼミナールがあります。大学生活というチャンスを得て、ホテルコンシェルジュに必要な知識とスキルを培おうと思い、この学科を選びました。

2.この学科で学んでいる内容を教えてください。

  • もちろんマーケティングです。商学科には「商品開発・広告・販売」を重点的に学ぶ履修モデルがあり、これらのすべてがマーケティングと深くかかわっています。ホテル事業では「宿泊サービス」が商品です。これを商品開発・広告・販売の対象として学んでいます。
    また商学科では資格取得が推奨され、手厚いサポートを受けられます。目指せる資格の1つがファイナンシャルプランニング技能士です。これは人生設計にまつわるお金のコンシェルジュです!

この学科での学びを通して得たことについて

1.やりがいを感じたことや、特に面白いと感じたことを教えてください。

ゼミで取り組んだクラウドファンディングのプロジェクトです。この活動は、ビジネスの現場で活躍される学外の事業者の支援をいただきながら、日ごろ教科書で学んでいることを実践する貴重な機会となりました。私が商品企画したストラッキー(革製キーケース)が製品化されました。
アイデア創出から始まり、試作品を製作し、これらの成果をプレゼンし、と続きました。1つひとつにこだわり、考え抜く過程にやりがいを感じました。アイデアはゼミ生相互のコメントによって洗練され、先生の指導を受け、さらには事業者からの厳しい評価にさらされました。幸いにもゴーサインをいただくことができ、製品化が決まったのです。応援購入の数は3桁に達し、自身の働きかけが社会からも受け入れられたことを実感しました。

2.成長したことなどを具体的なエピソードも交えてお教えください。

この活動を通して一番力を入れたのは、実はストラッキーのインターネットページづくりでした。クラウドファンディングの成否は製品の魅力とともに、応援購入者を募るプロモーションのあり方にかかってきます。商品企画と異なるスキルが求められ、作業量も格段に増しました。
そこでゼミで新たにメンバーを集めました。プロモーションではページ内に載せる写真にこだわる一方、リーダーとしてチームをマネジメントする立場を経験しました。一度始めると段々楽しくなり、撮影した写真は合計で1,000枚を超えていました。しかし写真撮影だけではなく、製品説明、ネーミング、キャッチコピー考案、とチームメンバーの特技や個性がページづくりに反映されるよう努めました。
これらの経験を通し、メンバーの1人ひとりと向き合いながら、チームとして成果を上げられるまでに、リーダーシップを発揮できるようになりました。

今後、この学科で学ぼうと考えている後輩の皆さんへメッセージをお願いします。

自分が挑戦したいと思ったことを先生方が全力で応援してくれるのが商学科です。自分次第で、自分が想像している以上のことをたくさん経験できます。商学科には色んなところに色んなチャンスが転がっています。それを逃さないように自分から積極的に見つけにいってください!充実した4年間になるよう応援しています!