経営学部 商学科
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経営学部 商学科
11月24日(月)4限に実施したITビジネス企画論では、「AI開発とITビジネスの最前線」をテーマとした公開講座を開催しました。
講師には、AIスタートアップの株式会社itomaAIより、代表取締役CTOの山内隆太郎氏、取締役CEOの橋本祐生氏、並びにスタッフの皆様をお迎えし、AIビジネスおよびIT産業の現状と展望について、多角的な視点から講義が行われました。
前半は、橋本氏より、大手企業とベンチャー企業における新規事業開発の特性や、事業企画に必要となる実務的プロセスについて説明があり、組織規模や意思決定構造の違いがビジネス創出に与える影響が示されました。
後半は、山内氏からは、AIの基本原理、深層学習・大規模言語モデル(LLM)の発展過程、さらにAI技術が社会・産業へ及ぼしつつある変化について解説が行われました。特に、AIが「柔軟な情報処理基盤」として多様な領域で活用されている現状や、技術的制約と今後の課題について具体的に述べられ、参加者の理解を深めました。
最後に、ITエンジニアとしての実務経験を踏まえ、組織内での業務改善の取り組みや、育児とフルタイム勤務を両立するうえでの働き方の工夫についても紹介がありました。ソフトウェア開発におけるチームワークの重要性や、持続可能なキャリア形成に向けた視点が共有され、受講者から高い関心が寄せられました。
本講座を通じて、AI技術の最新動向からITビジネスの実務、さらには現代的な働き方のあり方まで、幅広い知見を提供する機会となりました。