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保護者の皆様へ

後期授業期間の授業形態に関する方針について(補足)

2020年10月23日 保護者の皆様へ

《2020.10.23更新》
「対面参加」、「対面式授業の出席」等の語句を「対面出席」に統一しました。
《2020.10.22更新》
先般、2020.8.27に「後期授業期間の授業形態に関する方針について(補足)」についてお知らせしましたが、
この度、文中の【対面出席を可とする学生の条件】に以下4.の条件を追記しましたので、お知らせいたします。

学生、保護者の皆様

皆様方におかれましては、本学における新型コロナウイルス感染症への対応にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
8月4日付の文書において、後期授業はハイブリッド方式で行うことをお知らせしました。以下に抜粋します。

<8月4日付文書 基本方針の抜粋>
(1) 一般教室で行う講義形式の授業については、ハイブリッド方式で実施します。
ハイブリッド方式とは、クラス分割や分散登校によって教室での密集防止を図ったうえで、対面式の授業を行うとともに、授業内容のリアルタイム配信を行い、さらにオンデマンド配信を行うことで、オンラインでの受講者にも対面式と同等の授業内容を提供するものです。
感染状況の変化に応じて速やかに登校対象学生の割合を変更し、場合によっては希望者のみを対象とすることも想定しています。

この文書において、「クラス分割」、「分散登校」、「対面式の授業を行う」、さらに「希望者のみを対象とする」と書かれていることから、対面を希望する多くの学生が対面授業に出席可能であるとの誤解を与えてしまいした。
本学では300名を超える大人数講義がある一方で、語学クラスのような20名程度の少人数講義が一日の中で開講されています。300名超の講義に対面を希望する学生をすべて受け入れてしまうと、その前後の授業で30名程度の小人数クラスとなった場合に、いくつかのクラスに分割されるものの、教室内でのいわゆる3密状態を回避することができません。この他にも食堂やトイレなどの3密対策などが大人数に対応できないケースが想定されます。
大学では、小中高校と異なり、座席指定がありません。学生の皆さんは毎時間、異なる教室、異なる座席に自由に着席して受講することから、学内を大人数が移動することでどうしても感染リスクの高い状況を生み出してしまう可能性があります。
こうした事情を鑑み、後期授業においては、当面の間、以下の条件に当てはまる学生の方を対面出席可能な学生とします。また(3)におきまして「学生の意思を尊重して出席を強制せず」としておりましたが、「学生の意思を尊重して登校を強制せず」の誤りでした。その他の方針およびハイブリッド授業の方法については変更がありません。誤解を招く表現がありましたことを深くお詫び申し上げます。ご理解とご協力をお願いいたします。

【ハイブリッド授業をオンラインで受講するための環境整備について】

後期は動画配信授業を前提とします。動画授業を1時間視聴するための通信量は、およそ0.5GB(ギガバイト)です。こうした授業を継続して視聴できるよう学習環境整備等支援金(後期授業料納付金が4万円減額されます)を利用して、自宅にネット環境の構築をお願いいたします。なお、携帯各社の通信容量の追加購入については、前期は50GBまで無料でしたが、後期は無料措置が継続されない会社もあります。また、ノートパソコンの準備を強く推奨いたします。

【対面出席を可とする学生の条件】

  1. 動画授業を継続的に視聴できるような通信環境を自宅でどうしても構築できない学生の方の対面出席を可とします。(後日、調査を行いますので必ず申告して下さい)
  2. 学部学科によっては、実験、実習、実技等の科目を対面で実施します。それらに対面出席する学生の方は、少なくともその授業の前後の授業を大学で受ける必要があります。したがって、実験、実習、実技等の科目に対面出席する学生の方は、登校日のその他の授業も対面出席を可とします。(後日、実験、実習、実技等の授業についてお知らせします)
  3. 前期の成績等をふまえ、各学部学科において履修指導等が行われる予定です。その際、学部学科において対面出席を推奨される場合があります。対象者の学生と相談を行い、対面出席について可否の判断を行います。(後日、学部学科の方からお知らせします)
  4. なお、関西地方の感染状況に鑑み、今後、対面出席の条件を緩和、あるいは制限することがあります。

  5. 大学での対面での学びを重視する点と自宅学習による修学意欲の減退を防止する目的から、対面出席を推奨する授業や登校日を設定します。各学部学科の学びの特性に応じて設定されますので、各学部学科からの指示に従って下さい。

以上、皆様方のご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

大阪産業大学
学長 吉川 耕司