学生の皆さま

　本学では、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種【職域接種】を実施し、学生の皆さまと教職員と学園関係者の感染対策に取り組み、教育の質保証にかかわる対面授業と課外活動を含む学生生活の環境を整えるべく対策を講じているところです。
　今般(8月20日)の緊急事態宣言の延長は、急激な感染者拡大を背景に、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の地域拡大に及び、現在の感染力の脅威を示しています。
　本学でも７月下旬より、学生の感染報告が増加傾向になり、8月6日の大阪府緊急事態宣言の再発出に際しては、課外活動にかかわる学生と指導者に対して注意喚起を行い、感染防止対策の徹底に取り組んでいたのですが、先日、２つの体育会部活動において集団感染が確認されました。
　つきましては、今般(8月20日)の緊急事態宣言の延長に伴う下記の大阪府から大学への要請を踏まえ、改めて、大切な家族と友人そして自分自身が、“感染しない・感染させない”ための積極的な行動と対策の徹底と強化をお願いいたします。
　また、課外活動にかかわる皆さまは、今一度、下記の「本学の課外活動にかかわる遵守事項」を一人ひとりが再確認し、引き続き、感染防止対策と遵守事項の徹底をお願いします。

● 大阪府の大学等へのお願い (特措法第24条第9項に基づく)
○ 学生に対し、以下の行動の自粛を徹底すること
・クラスター発生のリスクがある部活動（特に、合宿や練習試合）
・多人数が接触する活動及び前後の会食
・旅行や、自宅・友人宅での飲み会
○ 授業は、人と人の接触をなるべく減らすため原則オンラインとし、困難な場合は、クラスを分割した授業や大教室の活用等により密を回避すること
○ 学生寮における感染防止対策などについて、学生に注意喚起を徹底すること
○ 発熱等の症状がある学生は、登校や活動参加を控えるよう、周知徹底すること

課外活動学生の皆さま

【本学の課外活動にかかわる遵守事項】
１．活動(練習)は、競技連盟などの方針に従い、状況に応じて適時確認する
２．活動(練習)は、公式戦やリーグ戦などの大会前であることを前提条件とする
３．活動(練習)は、競技の特性に応じて、グループ編成などにより密を避ける
４．活動(練習)対象者は、原則、レギュラーと帯同者とする(グループ編成は除く)
５．他大学学生の入構、県を跨いでの練習試合(先方の承諾済みを除く)をしない
６．県を跨いでの遠征(宿泊を含む)や合宿などの活動(練習)をしない
７．不安を抱える学生に、活動(練習)を強制しない(ワクチン接種後のケアーを含む)
８．毎回、チェックシートを読み上げ確認し、追跡調査に備え参加者名簿を作成する
９．活動(練習)前の検温、マスクの常時着用、手指消毒を慣行する
10．飲食を伴うミーティング(会合)の禁止、昼食などの飲食では黙食を徹底する

【注意事項】
時節柄、熱中症対策にも万全の方策をお願いします

令和3年8月20日
学　長　　吉川 耕司
学生部長　藤岡 克則