「大東市総合計画・総合戦略審議会」という会議をご存じでしょうか？「幸せデザイン 大東（第5次大東市総合計画および第2期大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の進捗を検証するための会で，簡単にいうと，市民を幸せにする計画とその進み具合を振り返る会です。

　実は，本年度，初めて，本学の学生から，大東市総合計画・総合戦略審議会委員が任命されました。商学科4年生の石井ゆかさんです（写真１）。あいにく先日の会議開催日が大学行事と重なり，出席は叶わなかったのですが，このたび事務局の政策推進部戦略企画課から課長の福田悦子様と同課上席主査の北谷友香様が本学にお越しくださって（写真２），石井委員との座談会が実現しました。

　座談会は，福田様と北谷様からの「若い人から見た大東市の価値ってどんな価値？」「大東市には駅から離れたところにも名所や素敵なお店があるのだけれど，（特に大産大生には）あまり知られていなくて，例えば，こんな風にしたらいいとかある？」というご質問に対し，石井委員が「実は，3つほど考えてきたんです。聞いてもらえますか？笑」と返答するなどして，初めからざっくばらんな感じで始まりました。

今回，石井委員から提案されたことは次の3つです。

1. 大東市公式YouTubeにおけるショート動画の組入れ。
2. レンタサイクル基地の増加。
3. 市に関する情報の大産大公式アプリでの共有。

　提案１については「若者は長めより短めが好き笑。短めのショート動画もぜひ作成してください。「市役所の職員さんがこんなことしていいの？」みたいな内容もいいかも。そんな動画のサムネイルには「市役所で〇〇してみた！」とババーン！と入れてください笑（写真３）」。提案２については，「大産大にもレンタサイクルの基地を設置してくれると嬉しい。きっと授業の空き時間，街に遊びに行く学生が増えると思います！」。提案３については，「大産大のアプリは学生みんなが使っているアプリ。そのアプリの中で，市の地図とか，お店からのクーポンとかがアップされれば，学生は使うと思います」。

　福田様と北谷様からは，「それ！ちょうど悩んでいたポイント。」「ほんと，そんなのがあったらいいよね！」といった温かなコメントとともに，こんなメッセージも頂戴しました。

「大東市にとって大産大は昔から変わらない大きな存在。たくさんの学生さんがいて，そんな学生さんが，もっともっと，大東市を知ってくれたら，そして，街に，お店に立ち寄ってくれたらと思っています。」

私たちも，大東市のことを知る機会をどんどん使って，興味を高めて，もっとたくさん地域に関わっていきたいと思っています。福田様と北谷様，今回は，お忙しい中，お越しくださり，誠にありがとうございました。

　最後になりましたが，石井さんは，同委員に加えて，本学自治会の出版局長（新入生向け情報冊子担当）を務め，今年度は5月に開催されたスマイルの講演会のポスター（写真４），だいとう新聞の紹介カード（写真５），そして1月に開催された商学科ボーリング大会のポスターも作成してくれました。本当にお世話になりました。4月からは社会人として活躍されることと思います。どうか頑張ってください！！！