2017年5月23日（火）の5限に、朝日電器株式会社　取締役会長、大東商工会議所　顧問・前会頭の寺田晟二氏を講師としてお迎えして、経営者の「実践の知」について学習しました。寺田氏の体験と実績にもとづかれた話に2回生の学生諸君は熱心に聞き入っていました。企業経営は「商品、サービスを通じて世の役に立つこと」そのためには「企業にかかわるすべての人達を幸せにする活動」であると強調されました。具体的な活動は「変化への対応」「衆知経営」であり、常に相手の立場に立って考え行動することの重要性を説かれました。最後に、学生諸君に伝えこととして「思えば成る」「知力と創造力」「コミュニケーション能力」の必要性を理解して学生生活を通して身に着けて欲しいと語りかけられました。

講義室での話の後に会場を移動して学生との交流会を実施しました。多くの学生が出席して会長を順番に囲んで積極的に質問をしていました。寺田氏と朝日電器の阿部課長が丁寧に質問に応えられていました。

受講後の学生のレポートからは「考える経営とはとても深い言葉である」「人を大切にする会社が良い会社であることがわかった」「講義からだけではわからないことが具体的な事例をきくことで理解できた」「常に未来を見据えて考えながら生きていくことが大切だ」などの気づきが得られたことがわかりました。