2024年1月24日(水)に国際学部日本語コース学生による、卒業研究の審査発表会を開催しました。
今春卒業予定の20P生ら10名がそれぞれ今年の12月に提出した卒業論文をもとにして発表を行ったのですが、日本語教育学、日本語学、日本文化などに関する幅広いテーマが取り上げられました。
具体的な題目は、以下の通りです。
- ボーカロイド楽曲を通した日本語学習における留意点 −KH coderを用いた歌詞分析から−
- 中国人日本語学習者におけるカタカナ語の習得状況 −学部正規留学生を対象に−
- プロサッカー選手の経験と意識について −ライフストーリーインタビューより−
- プロ野球ヒーローインタビューの談話の特性 −西武ライオンズ3選手を対象として−
- 美容行動とコミュニケーション −10代から30代を対象とした調査から−
- 継承語としての日本語教育 −韓国とフランスを比較して−
- 平和教育の現状と課題 −広島市と他地域との比較から−
- 漫画『ONE PIECE』におけるオノマトペについての考察
- 試験問題文の読みやすさ −日本語能力試験と日本留学試験のリーダビリティに関する比較研究−
- 日本人オカルト作家・怪談師特有の表現 −オノマトペ(擬音語と擬態語)の取り入れ方−
この発表会には、後輩にあたる21P生や22P生らも参加しており、先輩たちの興味深い発表に真剣なまなざしを向けながら、「次は自分たちの出番だ」と言わんばかりに聴いていました。今回の発表会は、どの学生にとっても実りの大きなものになったようです。
みなさん、お疲れさまでした!