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保健管理センター

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒に注意しましょう。

2022年12月20日 保健管理センター

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。

<症状>
吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱
感染しても発症しない場合や、発症しても軽い風邪のような症状の場合もあります。
子どもや高齢者、抵抗力が落ちている人は重症化する場合もあります。

<潜伏期間(感染から発症までの時間)>
 24~48時間

<感染経路>
①ノロウイルスに汚染された食品(生カキ等の二枚貝類等)や飲料水
②ノロウイルスに汚染された手指、器具
③感染した人のふん便や吐物
症状が治まった後も、1週間~1か月程度はふん便等からウイルスを排出します。

<予防対策>
①石鹸でしっかり手洗い
・調理前、食事前、外出からの帰宅後、トイレの後、嘔吐物の処理やおむつ交換の後は、指先、指の間、親指の周りも念入りに洗いましょう。
 https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/9534/00429600/Poster_tearainotejun.pdf
②食品の加熱処理
・ウイルスを含んでいると疑われる食品の中心部が85~90℃で90秒以上加熱するとウイルスは死滅するといわれています。
・体調がすぐれないときは、二枚貝を生で食べるのは控えましょう。
③調理する人の健康管理
 下痢などの症状がある場合は、食品に直接触れる調理作業は控えましょう。
 家庭でやむを得ず調理しなければならない場合は、手洗いを丁寧に行い、生ものの調理は避け、箸やトングを使って盛り付け食品を素手で触らないようにしましょう。

<嘔吐物処理、消毒について>
 https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/23711/00160739/norouirusuwohirogenaitameni.pdf

 

≪関連サイト≫
・厚生労働省:ノロウイルスに関するQ&A
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html

・大阪府:ノロウイルスによる食中毒を防ぎましょう
 https://www.pref.osaka.lg.jp/fujiiderahoken/syokuhinn-eiseika/noro-syokutyudoku.html

・大阪府:感染性胃腸炎について
 https://www.pref.osaka.lg.jp/kishiwadahoken/norovirus/index.html