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FD・SD活動

令和5年度後期授業改善アンケート 優秀者表彰式を行いました

2024年6月25日 FD・SD活動

本学では、開講する授業を改善し、大学全体の教育の質を向上させることを目的として、学期ごとに「授業改善のためのアンケート」を実施しております。令和5年度後期においても、引き続きアンケートはWebでの実施となりました。そのアンケート結果に基づいて、学生から高い評価を得た授業を担当した教員に対して5つのカテゴリ別に表彰することとしました。

令和6年6月24日(月)本学の会議室にて令和5年後期の表彰式を行い、下記の表彰者の内、5名の先生が出席されました。

また、表彰された先生から、「私の授業の取り組みの工夫、心掛けていること」と題し、コメントをいただきました。
表彰者は以下のとおりとなります。(すべて五十音順)

1.演習・言語科目部門  該当教員数137名(内、表彰対象者数57名)
「初修外国語入門2(フランス語)」  岡田 純子 非常勤講師
「表現力基礎演習」         金岡 直子 非常勤講師
「英語(Reading&Writing)2」川島 紀美 非常勤講師
「基礎演習2」            菊地 真理 准教授
「日本語プレゼンテーション」     沼口 恭慧 非常勤講師

2.講義科目【履修者数100名未満】部門 該当教員数187名(内、表彰対象者数113名)
「公民科教育法」    谷澤 有弘  非常勤講師
「日本語教育法2」  中山 英治  教授
「日本語学概論2」  春口 淳一  准教授
「アパレルデザイン論」 福西 由美子 非常勤講師
「経済学特殊講義2」 山崎 功詔  非常勤講師

3.講義科目【履修者数100名以上】部門 該当教員数102名(内、表彰対象者数82名)
「コーチングの基礎」    佐藤 慶明 准教授
「サービス産業論B」    田中 彰  教授
「スポーツ産業論」    永田 靖  教授
「教育相談の理論と方法」 西口 利文 教授
「道徳教育の理論と方法」 西野 倫世 准教授

4.実験・実習科目部門 該当教員数35名(内、表彰対象者数21名)
「バレーボール1」   澤井 亨     講師
「トレーニング実習」   露口 亮太   准教授
「器械運動2」    樋口 和真    非常勤講師
「器械運動1」    正見 こずえ 准教授
「アパレル企画実習」 三宅 敦     准教授

5.日本語・日本事情科目部門 該当教員数11名(内、表彰対象者数5名)
「上級日本語作文2」 浦野 有加 非常勤講師
「日本語作文2」   岡田 裕子 非常勤講師

詳しくは授業改善アンケート集計結果(学内専用)をご覧ください。
http://wr19.osaka-sandai.ac.jp/gakunai/cnt/jugyo_hyoka/index.html

〇私の授業の取り組みの工夫、心掛けていること
「初修外国語入門2(フランス語)」岡田 純子 非常勤講師
フランス語は研究専門科目ではなく、大学の一般教養として求められる知識の一端であることを大前提として、学生にとって大学でしか得られないフランス語との出会いの時間として授業をとらえ、最大限に授業を活用することを目指しています。ただ着席して一方的に教師から説明を聞くような授業ではなく、クラスメートとの会話練習、練習の成果として各自で録音して提出する口頭課題を組み入れ、授業内容の復習となる筆記課題には個人的な意見や質問を書き込めるようにしています。学習事項が繋がり、知識が積み重なっていくように、必ずフィードバックをしています。学生にとって、知的発見が楽しいと感じられるクラスとなるように工夫していきたいと思っています。

「表現力基礎演習」金岡 直子 非常勤講師
選出いただき感謝申し上げます。まず、表現力基礎演習は複数の講師が担当している授業のため、私ひとりの力ではないことを申し添えたいと思います。私の工夫としましては、90分の中でメリハリをつけることか挙げられます。学生さんたちのグループワーク、問題の提示と解説、ワークの時間、答え合わせなどを短時間で回しました。また、答え合わせや解説では「いま覚えておくと今後楽である」と何度も伝えました。漢字や文の組み立てが苦手であっても、いまデバイスを使って自分で調べていいから、自分の体験として覚えましょう、としました。最後のレポートも自分の好きなテーマでアカデミックライティングを体得してもらいました。

「基礎演習2」菊地 真理 准教授
今回担当した「基礎演習2」は異学年(2,3,4年生)混合クラスであり、留学生も含め多様な学生が集まりました。そこで、グループワークを異学年で組み合わせると、4年生は必然的にリーダーシップをとり、ゼミ所属前の2年生は3,4年生からレジュメ作成やプレゼンテーションのしかたを学ぶなど、各グループ内で能動的な相互作用が生じました。また、留学生と日本人学生で分けたグループワークでは、特定のテーマについてグループ間で意見交換し、互いの社会・文化について理解を深めるなど、クラス全体で好循環が生まれたように思います。集まる学生の特性をふまえ、その都度、授業運営を検討していくことが重要だと改めて気づかされました。

「日本語教育法2」中山 英治 教授
このたびの授業改善アンケートによる表彰者に選ばれましたことを光栄に存じます。日本語教育法2の授業は本学の日本語教員養成プログラムの必修授業の一つですので、学生の動機付けが高いと思われることが一因です。この授業では特に中上級の日本語学習者の実態や学習過程などを理解させ、それに応じた教材やテキスト、技能ごとの教え方を学習します。そうしたところに学生が魅力を感じているのかもしれません。また授業の後半では模擬授業を行いますが、その準備や教えることの経験が学生自身の充実感につながっている可能性もあります。今後も日本語教師の技術やスキル、専門的知識などを学生に伝えていければと思います。

「日本語学概論2」春口 淳一 准教授
本学において長く受け持っている授業のひとつであり、毎年手を加えることで、少しずつですが提供できる授業内容は向上できているのかもしれません。日本語母語話者はもちろん、日本語学習者でもある留学生にとっても、日本語は身近なものですが、だからこそ発見することも多いでしょう。概論として扱うトピックは幅広いのですが、折々、こうした発見と納得に結びつくような授業構成を意識しています。 少人数ですので、十分に学生個々に目配りできるため、それぞれの理解の程度を確かめやすいことは、授業運営の上で恵まれているとも思います。

「アパレルデザイン論」福西 由美子 非常勤講師
アパレルデザイン論では、表現することに不慣れな学生にもデザインの楽しさを実感してもらうよう一方通行にならない授業内容の構成、進め方を意識しています。心がけていることは3点です。服飾スタイルの裏側にある人間の感情や時代背景を紹介してデザインへの興味を持ってもらうこと、気づきを言葉や図で表現するワークでデザインプロセスの理解を促すこと、デザインに向き合う学生と対話を重ねて自分の力でゴールにたどり着くよう促し、学生の達成感・自信に繋げていくことです。授業で触れた知識や発想力を卒業後にも各自のフィールドで活かしてもらえるような授業を提供できたらと思います。

「コーチングの基礎」佐藤 慶明  准教授
教育者・指導者を目指す学生のための講義ですから、学ぶ意図を理解している前提で話しています。そこを何度も強調することを心がけています。

「サービス産業論B」田中 彰 教授
理論の説明だけに終わることなく、また事例紹介のみになることのないような授業を心がけています。まずは学生に理論を簡潔に紹介しますが、実生活や身の回りの現象・ニュースとリンクさせて実感できる構成に努めています。授業中で得た知見を学生が実生活ですぐに活用できると嬉しい限りです。

「スポーツ産業論」永田 靖 教授
【授業の工夫】パワーポイントを使わず,板書の代わりにノートアプリを活用しています。授業での内容は,このノートアプリに記入しながら解説し,図式化するようにしています。また,重要なポイントは,授業の初めに前回の授業の復習を5分程度で話します。また,授業の最後では当日の重要ポイントの確認をします。このノートアプリから授業中書いたものをPDFにして学生にプリントアウトして配布しています。もちろん,データで欲しい学生にはその形式で配布しています。【心がけ】授業中,集中力が欠けているような雰囲気になると,授業内容に関連する最新のトピックスを紹介し,気分転換を図るようにしています。学生からの質問などには丁寧に答えるのは当然ですが,理解できるように色々な側面から説明するように心がけています。

「教育相談の理論と方法」西口 利文 教授
一人ひとりの学生が,最終目標に対して,自身の到達点を把握しつつ,自力で最終目標に辿りつくことを支える授業を心掛けています。その手段として,授業づくりでは3つのコーディネートを行っています。1つ目は,学生の到達目標を明確にし,原則,授業内のすべての活動が,目標を果たすための手段となる設計です。2つ目は,目標と紐づいた具体的な学習課題の設定です。特に多様な見解がありうる挑戦的な課題の設定を留意し,次時の冒頭で,ふりかえる機会を必ず設けます。3つ目は,学習への責任や主体性を推奨する仕掛けの導入です。自分の学習が他者に貢献し,他者の学習が自分の学習を深めるという経験を学生たちが重ねるようにしています。

「バレーボール1」澤井 亨 講師
実技授業は1・2セメスターでの開講のため、コミュニケーションを多くとれるような授業展開にしています。例えば、「ボールを使用する時は複数人で行う」、「ひとつの練習やゲームが終了するとグループを移動する」など、学生間でのコミュニケーションを促しています。また、授業内で自己分析ができるチェックシートを作成して配布しています。自身のスキルレベルをイメージしながら体を動かし記録することで、スキルアップが実感できると共に、レベルアップのプロセスが一目で理解できます。各単元で理解が終わるのでなく基礎から応用まで継続性を重視して授業を展開しています。

「トレーニング実習」露口 亮太  准教授
各自のフィールドで活かすことができる知識や考え方、姿勢などを講義で教育し、卒業後にも役立つ資質が身につくようアプローチしている。 学生とのコミュニケーションの取り方を工夫し大切にしている。 例えば、良い質問をすることで、良い回答が返ってくる。 また、学生の名前を覚える努力をしている。  最後に、自身の向上心と好奇心を忘れず、毎回の講義の準備を対応している。

「器械運動2」樋口 和真 非常勤講師
私は、授業では学生たちの学習意欲を高めること、知識と技術を結び付けて身につけさせることを心がけています。 器械運動の技を指導する際に、学生が「やってみたい」「それならできそう」と思えるよう、段階練習を細かにつくるように工夫しています。そして、なぜそのような段階を踏んで練習するのか、をスポーツ運動学の実践理論をもとに伝えるようにしています。 また、学生たちが模擬授業を行う際には、「はじめはうまくできないことが当たり前」であることを前提として、学生の頑張りを承認した上で、フィードバックを与えるように心がけています。

「器械運動1」正見 こずえ 准教授
近年、一クラスの受講者数が増員しており、運動経験、運動能力の差が拡大している印象がある。そのため課題となる運動が合格点に達する者に苦手で運動学習、技術習得に時間を要する学生へのサポートを依頼するなど、学生同士で教えあう環境を作っている。それによって苦手な学生は技や技術を習得し、できるようになるを実感するようになる。また教えた学生も喜びを共感している様子が伺える。双方の学生の学習意欲が高まり、活気のある授業が展開できていると思われる。

「アパレル企画実習」三宅 敦 准教授
今回、表彰された「アパレル企画実習」は、経営学科ファッションビジネスコースの特設科目です。15回の授業で、ファッションブランドを1から立ち上げ、最終的に受講者全員の前で、企画書のプレゼンテーションまで行います。そのプレゼンテーションを学生相互に評価を行います。 具体的には、手順を踏みながら、ターゲット像の設定、ブランドコンセプトの作成、競合・自ブランドのポジショニングマップ作成、ブランド名・ブランドロゴの作成、MD(マーチャンダイジング)マップの作成を行います。 これらのプロセスを体験することで、現存するブランドの偉大さ、オリジナリティのあるブランドを創造することの難しさ、楽しさを学びます。

「上級日本語作文2」浦野 有加 非常勤講師
この授業は2年生の留学生対象の必修の日本語科目です。後期の授業では、今まで学んだ日本語をより実践的に使えるよう意識し授業に取り組みました。また、重要な点を全体で共有する時間(気づきを得るため)と、学生1人1人とコミュニケーションを取る時間(各自の問題点を解決するため)をバランスよく取り入れることを心がけました。今後各学生が自分の専門においてレポートや論文作成に生かせるよう願っています。