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保健管理センター

時間栄養学と体内時計

2023年12月27日 保健管理センター

忙しい学生の皆さん!毎日きちんと食事が摂れていますか?
授業のレポート・部活・バイト等々に追われて、自身の健康を後回しにしていませんか?

体内時計

体内時計とは24時間を計る体内のシステムです。人間には1日周期でリズムを刻む「体内時計」が備わっており、意識しなくても日中はカラダと心が活動状態に、夜間は休息状態に切り替わります。 体内時計の働きで人は夜になると自然な眠りに導かれます。 体内時計は毎朝光を浴びることでリセットされ、一定のリズムを刻みます。体内時計があることで時計のない部屋に閉じこもっても、何となく体内で24時間のリズムを刻み「寝て・起きて」を繰り返すことができます。そして食事の吸収や代謝の機能を調節し、昼夜差を作ります。体内時計により食事を摂るタイミングで栄養の吸収や効果が異なることがあります。

体内時計が乱れる原因

  1. 休日にゆっくり寝てしまう週末時差ボケ(昼夜逆転)
  2. 不規則な生活(不規則な食事(欠食)や運動不足など)
  3. 夜間のパソコンやスマートフォンの使用
    夜間にブルーライトを浴びてしまうことで、体内時計のリズムが崩れます。体内時計が夜型化し寝不足、自律神経の乱れが生じ体調不良を引き起こす原因となります。

朝食を食べて体内時計をリセットしよう!

体内時計は、24時間より少し長く 遅れやすい性質をもっているので、朝日を浴びて朝食を摂る事でリセットすると体温が上がり活動的に過ごすことができます。
絶食は時には必要で、前日最後の食事(夕食)から翌日最初の食事(朝食)までの間の10時間は何も食べず、起床後2時間以内に朝食を摂るというのが理想です。

食事はどんな風に食べればいい?

  1. 朝食はタンパク質(卵・牛乳・豆腐・納豆・肉・魚)を意識する
  2. 昼食は必ず食べる(軽食)
  3. 間食もOK!(間食を摂ることで急激な血糖の上昇が起こりづらい:夕食のドカ食いを避けるため)
  4. 夕食は血糖値に要注意(炭水化物控えめに)
    朝食と夕食、同じものを食べても夕食後の方が血糖値は上がりやすく、下がりにくいと言われている糖の吸収を抑えるカテキン茶・食物繊維を一緒に摂ると効果的

★毎日はできなくても、近づける努力をしてみよう!★★★

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