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保健管理センター

食中毒に注意しましょう!

2024年6月11日 保健管理センター

食中毒とは、食中毒を起こすもととなる細菌やウイルス、有毒な物質がついた食べ物を食べることによって、下痢や腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のことです。食中毒の原因によって、病気の症状や食べてから病気になるまでの時間は様々です。時には命にもかかわるとても怖い病気です。

食中毒を起こす主な細菌とウイルスの特徴

サルモネラ菌(十分に加熱していない卵・肉・魚などが原因)

(例)生卵、オムレツ、牛肉のたたき、レバ刺し
(特徴)乾燥に強く熱に弱い特徴があります。食後、6時間~48時間で吐き気、腹痛、下痢、発熱、頭痛などの症状が出ます。

黄色ブドウ球菌(ヒトの皮膚、鼻や口の中にいる菌です。傷やニキビを触った手で食べ物を触ると菌がつきやすくなります。そのため加熱した後に手作業をする食べ物が原因)

(例)おにぎり、お弁当、巻き寿司、調理パン
(特徴)この菌が作る毒素は熱に強く、一度毒素ができてしまうと加熱しても食中毒を防ぐことはできません。食後30分~6時間で吐き気、腹痛などの症状が出ます。

腸炎ビブリオ菌(生の魚や貝などの魚介類が原因)

(例)刺身、寿司
(特徴)塩分のあるところで増える菌で、真水や熱に弱い特徴。食後4時間~96時間で激しい下痢や腹痛などの症状がでます。

カンピロバクター(十分に加熱されていない肉(特に鶏肉)や飲料水、生野菜などが原因、また、ペットからの感染することもあります)

(例)十分に日が通っていない焼き鳥、十分に洗っていない野菜、井戸水や湧き水
(特徴)乾燥に弱く加熱すれば菌は死滅します。食後2~7日で下痢、発熱、吐き気、腹痛、筋肉痛などの症状がでます。

腸管出血性大腸菌(O157、O111など)(十分に加熱されていない肉や生野菜などが原因)

(例)十分に加熱されていない肉、よく洗っていない野菜、井戸水や湧き水
(特徴)菌には、O157やO111などの種類がありますが、十分に加熱すれば防げます。食後12~60時間で、はげしい腹痛、下痢、血が多く混ざった下痢などの症状が出ます。症状が重くなると、死ぬこともあります。

ノロウイルス(カキなどの二枚貝を生や十分加熱しないで食べた場合や、ウイルスに汚染された水道水や井戸水などを飲むことにより感染することもある)

(例)十分に加熱されていないカキ、アサリ、シジミ
(特徴)熱に弱いので85度以上で1分間以上加熱。食中毒にかかった人の便や嘔吐物から感染することもあるので、触ったら石鹸でよく手を洗います。食後1~2日で吐き気、酷い下痢、腹痛などの症状がでます。

E型肝炎ウイルス(加熱不足のブタなどの肉や内臓を食べたことが原因となります。また、海外の地域によっては生水や生ものから感染する場合もあります)

(例)十分に火が通っていないブタの肉やレバー
(特徴)熱に弱いので、生食をさけ、中心まで十分に加熱すれば防げます。ほとんど症状は出ませんが、一部の人は感染から平均6週間経つと、怠くなったり、皮膚が黄色くなったり、発熱したりします。

食中毒を防ぐための3原則

  1. 食べ物に細菌やウイルスを【つけない】
     ➡ 手洗い、器具の洗浄・消毒
  2. 食べ物に付着した細菌を【増やさない】
     ➡ 適切な温度管理、調理後は速やかに食べる
  3. 食べ物や調理器具に付着した細菌やウイルスを【やっつける】
     ➡ 加熱殺菌

テイクアウトやデリバリーは調理して食べるまでの時間が長く、気温の高い時期は特に中毒のリスクが高まります。届き次第、早めに食べるようにしましょう!

家庭での食中毒の発生は症状が軽かったり、発症する人が1人や2人のことが多いことから風邪や寝冷えなどと思われがちで、食中毒とは気づかずに重症化することもあります。

家庭での食事作りでの食中毒予防のポイントをチェックしてみましょう

ポイントチェックはこちらから