トラブル防止
「悪徳商法」には、くれぐれも注意!
学生をねらった詐欺まがいの「悪徳商法」が多発しています。これらの「悪徳商法」は、学生の社会的経験のなさなどにつけこみ、「楽して儲かる」といった気持ちを起こさせ、時には脅迫まがいの方法で引き込んだりします。
“すきあらば”といろいろな手口で絶えず狙っています。
次にあげるような巧妙な手口の新たな商法も出てきていますので「うまい話」「楽して儲かる話」には、十分に注意してください。
ご用心、うまい話には、だまされるな!
巧妙な手口を駆使して、高額な商品を売りつけたり、金銭をだまし取るなど、学生を狙った詐欺まがいの「悪徳商法」が増えています。代表的なケースを以下にあげましたので、くれぐれも用心してください。
「アンケート調査にご協力を」に注意(キャッチセールス)
路上等で、アンケート調査と称して、高額商品の販売目的で近づいてくる業者がいます。
※知らない人からの誘いに乗らないよう、毅然とした態度で。
マルチ商法・マルチまがい商法(連鎖販売)
ネットワークビジネスとも呼ばれ、知人・友人から、「うまい儲け話がある」とか「楽しいサークルがある」と誘われ、高額な購入をして多額の負債を抱えたり、友人を勧誘して大切な人間関係を損なうなどの被害が多発しています。
アポイントメントセールス
電話で「あなただけ選ばれました」「プレゼントが当たりました」など、うまい話で営業所などに呼出し、高額な商品やクーポンを売りつけたり、契約させたりする被害がでています。。
デート商法
勧誘時に言葉巧みな話術で異性に好意を抱かせ、それにつけ込んで商品等を販売する商法です。ケースによっては相手に抱かせた好意を利用して、クーリング・オフ(無条件解除)させないということもあります。
架空・不当請求
利用した覚えがない架空の、有料番組サイト利用料金、恋人紹介事業の事務手数料、民法指定消費料金、債権などを請求する文書が、電子メール、はがき、封書、電報で届くという相談がよせられています。
最近では、実在する公的機関によく似た名称の使用、訴訟の受理、支払督促やデジタル放送などの広く周知していない制度の悪用、購入していないアダルト関係商品に関連した会費の請求などが発生しています。いずれのケースも、消費者の不安をあおり、トラブルとは関わりたくないという心理をついてお金を得る、非常に悪質な手口です。関わらないためには、絶対に連絡しないことが大切です。
ワンクリック詐欺
電子メールや電話、はがきなどを利用して、架空あるいは一度だけアクセスしたサイトから利用料金等を請求されるという相談が多数寄せられています。その中でも、携帯電話のメールを手段とした料金請求が多く、新たな手口による相談が急増しています。
トラブルに巻き込まれないために
トラブルに巻き込まれないようにするために、以下を肝に銘じましょう。
- 本当に必要かよく考えて!
- 「いりません」と言える勇気こそが肝心!
- うまい話にはおとし穴!
- ふところ具合は絶対に漏らさないで!
- クレジットは借金! 安易な利用に気をつけて!
- 印鑑押すな! 金出すな! まず家族(友人)に相談!
- 他人の保証人にならない!
- 契約書をよく読み大切に保管!
- 大学職員の名前を語って聞き出すニセ職員!
- うそを言って友だちを誘うと、あなたが罰せられますよ!
- おかしいと思ったら、お近くの相談窓口へ!
迷惑駐車の処分
「クーリング・オフ」の活用
「クーリング・オフ」があることも知っておきましょう
もし万一、あなたがこのような悪徳商法の被害に遭ったら、ひとりで悩まずに学生生活課に相談に来てください。最寄りの消費生活センターなどでも、よい助言が得られます。なお、違約金を払わず無条件で解約できる期間「クーリング・オフ」があることも知っておくとよいでしょう。
「クーリング・オフ」制度
訪問販売で購入した場合、「特定商取引に関する法律」(通称:特定商取引法)で指定した商品やサービスについて、8日以内(マルチ商法では20日以内)なら無条件で解約できるという制度です。クーリング・オフをする場合は、必ず書面で行い、証拠が残るように「内容証明郵便」で送るのが確実です。はがきの場合は、特定記録で郵送して下さい。
「消費生活相談コーナー」
大東市消費生活センター
【住所】 大東市谷川1-1-1 大東市役所(東別館1階)生活安全課
【相談日時】 毎週月~金曜日 9:00~17:00(祝祭日の場合は休み)
【電話】 072-870-0492
【FAX】 072-870-7732
大阪府立消費生活センター
【住所】 大阪市中央区大手前1-7-31 OMMビル1階
【相談日時】 毎週月~金曜日 9:00~17:00(祝祭日の場合は休み)
【電話】 06-6945-0999(代表)
【FAX】 06-6945-0822
手を出すな!学生ローンとクレジットカード
「学生ローン」には注意を!
いわゆる「学生ローン」は、利用手続きの簡易さから安易な気持ちで利用する人がいるようですが、ごくわずかな借金でも高金利支払いのため、雪ダルマ式に増えていきます。
その返済のために他のローンも利用せざるを得なくなり、いつの間にか巨額の返済に追われ本人の学生生活はもとより家族の生活にも深刻な影響を及ぼすことになります。
学生証1枚で気軽に借りられるので、紛失した場合、悪用されることもあります。
くれぐれも学生証は、紛失しないよう気をつけてください。
「クレジットカード」の使用には注意を!
クレジットカードは便利な反面、現金で支払いをしていないことから、その商品の重みが希薄になるという危険があります。高額な商品やサービスを買う場合でも、クレジットなら、すぐに支払いをしなくてもよいので便利です。しかし、必ず後から支払いがあることを忘れないこと。
クレジットはあくまでも借金です。返済が多くなると生活破滅のケースも考えられますので、クレジットカードの利用は気をつけましょう。
危険ドラッグなど薬物乱用の防止について(注意喚起)
薬物乱用は恐ろしい!絶対ダメ!
薬物乱用は、乱用者の身体、生命に危害を及ぼすのみならず、友人や家族を失い、家庭を崩壊させる等、想像もつかない影響を及ぼします。
学生の皆さんは、薬物乱用の甘い誘い、甘い罠には十二分に気をつけるとともに、事の重大性をよく理解し、誘われても断る勇気を持ってください。一生を棒に振らないように、決して薬物などには関わらないようにしてください。
本学では、このような違法行為に対して厳罰をもって臨みます。
詳細は、財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターサイト「ダメ。ゼッタイ。」普及運動WEBサイトをご覧ください。
危険ドラッグ
薬物乱用防止については、「大阪府 薬物乱用防止WEBサイト」をご覧ください。
著作権を守ろう
インターネットでは、ADSL・CATV・FTTH等のブロードバンド環境の発展とネットでの利用に即したソフトウエアの登場や手軽さ等さまざまな要因が重なって、比較的簡単に音楽や映像、画像等を利用できるようになりました。簡単に利用できるインターネットでも法律を守らないと厳しい罰則が科せられます。インターネットを健全に利用するために、音楽や映像、画像等の著作権侵害に関する事項を紹介します。
*音楽を個人または企業が作ったWEBサイト上でダウンロード可能な状態にしておく。あるいはバックミュージックとして流す。
*P2Pファイル交換ソフト等を使って、著作権違反をおこしていると思われるソフトをダウンロードできるようにする。
*P2Pファイル交換ソフト等を使って、著作権違反をおこしていると思われるものをダウンロードする。
*ゲームキャラクターやアニメキャラクターの無断利用。
*肖像権の無断利用。
*他人のWEBサイトに掲載されている画像等を無断利用すること。
このような著作権違法行為に対して、著作権法には「5年以下の懲役もしくは、500万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」とあります。
ソーシャルメディアについて
ソーシャルメディアとはFacebookやtwitter、mixi、LINE、Instagramなどに代表される提供されるサービスを利用する人が情報発信やそのサービスを利用して繋がった人たちとの間で情報の交流を行うインターネット上の媒体を指します。
既に日常生活の一部になっているとも言えますが、リスクも多くあります。ウェブ上で投稿・公開する情報は基本的に誰もが閲覧可能であるという側面から、ソーシャルメディア上の不用意な言動が、あなた自身や家族、友人に深刻な状況をもたらすことを常に意識しましょう。時には損害賠償を請求されることもあります。
ソーシャルメディアにおける個人情報の取り扱いについて
「大阪産業大学の学生である」ことを記載してソーシャルメディアを利用する場合、発言・写真等が『大阪産業大学に属する学生としての言動』として見られます。たった一行の投稿が大学の評価に大きな影響を及ぼす場合もあります。悪気のない投稿内容が他人を不快にしてしまう場合もありますので、良識ある行動を心がけてください。
- 投稿は想定よりも、多くの人に見られる
- 匿名のつもりでも、実名が晒(さら)される
- 投稿内容は、削除が困難になる
- 投稿内容が予想外の使われ方をされる
- 自分に非がなくても事故に巻き込まれる
これらことを常に意識し、以下の注意事項をさらにお読みください。
- 個人情報の取り扱いには十分注意してください。あなたが匿名やニックネームを利用していても過去の些細な情報から個人情報は容易に特定され、他のユーザーによって拡散されてしまいます。
※匿名のユーザーが実名につながる時間は1時間17分であったという実例もあります。 - 利用規約をよく確認し、内容を理解した上で利用しましょう。
- 基本的人権、著作権、肖像権など各種法令を遵守しましょう。
- 公開・投稿した内容は、想定外の人も閲覧可能です。不特定多数の人があなたの発言内容や、あなたに関する情報を閲覧できることを意識してください。特に個人情報の取り扱いには十分に注意してください。
- 様々な思想や文化があることを意識しましょう。自らの発言が他人を傷つける、誤解を招いてしまう可能性もります。
- 『公開した情報は完全に取り消すことはできない』ことを理解しましょう。あなたが削除してもソーシャルメディア上またはウェブ上では他のユーザーによって既に拡散されている場合があります。また、その情報は半永久的に残る可能性があります。
- 仮に間違った発言や行為を行ってしまった場合、その誤りを認めた上ですぐに謝罪・訂正してください。
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次に挙げるような情報の発信は行ってはいけません。
- 他人を侮辱する発言や人種や思想についての差別的発言(差別を助長させる言い方を含む)の発信
- 不確実な情報の発信
- 違法行為につながるような情報の発信
- 公序良俗に反する情報の発信
- ソーシャルメディア上でのトラブルに関しては反論等は控え、冷静に対応してください。