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経営学部 商学科

商学科藤岡(芳)ゼミ、浜崎ゼミ、鈴木ゼミにてASEAN調査を実施しました(2017年8月20〜23日)

2017年11月14日 経営学部 商学科

商学科はアクティブラーニングの取り組みを進めています。本年度は大東の地元企業や商店街と連携しながら、複数のゼミが活動先の経営課題を発見・共有し、各々の専門分野より解決を試みています。その一環としてこのたび流通・サービス、物流、マーケティングをそれぞれ専攻する3つのゼミが、8月20〜23日の4日間の日程にてタイ・バンコクの現地調査を合同実施しました。

空港にて

大東市の多くの企業がASEANに今日進出し、もしくは今後進出を予定しています。しかし販路拡大や流通体制の確立はもとより進出先市場の把握とまだ多くの面で課題を抱えています。そこで日本の家電量販店を中心に海外へもELPAブランドで家電部品を展開する朝日電器様をはじめ、タイを代表するチュラロンコーン大学、さらにはASEANで活躍中の本学卒業生など各方面の協力を得て調査は行われました。

チュラロンコーン大学での研修

具体的には、現地のマクロ・ミクロ環境に関する情報収集、家電部品(電球、タップなど)の商慣行や物流、棚割りといった流通実態に関するヒアリングや店頭調査、さらには日常生活や購買慣習に関する現地学生へのインタビューなどがなされました。

現地学生へのインタビューとタイ流通の視察研修(大型商業施設、コンビニから夜市まで)

インタビューからは「現地学生と私たちには共通点が意外と多い」「日本企業の進出先としてタイが選ばれる理由がよく分かる」「情報は身近にあふれているが、実際にその国に行ったり、現地の人に聞いたりすることが大切だ」といった感想も寄せられました。

交通事情

日タイの友好関係をも結ぶバンコクの地下鉄

今後はこれらの調査結果を踏まえ、学生諸君の斬新な発想や考察からの示唆を私たちの地元にフィードバックします。大学が地域に貢献し連携をさらに深めるとともに、学生諸君にあってはビジネス活動がグローバル化する時代の中で学び、本企画が生き抜く力を身につけていく一助になることを願っています。