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経営学部 商学科

「介助犬のひろばin北河内2019」に商学科藤岡(芳)ゼミ、鈴木ゼミがボランティアで参加しました

2019年12月3日 経営学部 商学科

商学科はアクティブラーニングの取り組みを進めています。本年度も地元大東を中心に企業や商店街と連携しながら、複数のゼミが活動先の経営課題を発見・共有し、各々の専門分野より解決を試みています。このたび流通・サービス、マーケティングをそれぞれ専攻する藤岡(芳)ゼミ、鈴木ゼミが大東市の提案公募型委託事業の1つである「介助犬のひろばin北河内2019」(アクティブスクウェア・大東、12月1日)にボランティアで参加し、イベントの企画・運営に携わりました。

アクティブスクエア・大東                    

 

 

補助犬たち、そして来賓・出演者の方々

 

このイベントは、肢体の不自由な方が日常生活をともに過ごすパートナーとしての介助犬の役割や必要性を、犬とのふれあい、ゲストによる絵画展やミニコンサート等を通じて楽しく学べ、理解を一層深められる機会として催されました。両ゼミはイベントを主催する介助犬のひろば実行委員会(事務局:川村義肢株式会社)のもとで、今春より教室内外で打ち合わせを重ね、当日は会場運営も担いました。会場のあちこちに設けられたブースでは、木工パズル、そしてエコキャップ(使用済みペットボトルのふた)や風船を用いたアート制作といった来場者向けワークショップを各々が計画、実施しました。

 

設営中の会場                      

  

 

木工パズルのブースより

 

エコキャップアートのブースより               

  

 

バルーンアートのブースより

また会場のメインステージでは川村義肢社長、そして大東市の市長、市議会議長のあいさつに続き、介助犬のデモンストレーションや介助犬使用者によるトークなどさまざまな催しが行われました。その中で学生たちはかねて作成を進めていました介助犬のひろば公式サイトで北河内ユニバーサルマップWeb版をお披露目しました。

 

学生による司会進行-手話通訳を伴って

 

主催者のあいさつ

 

大東市長のあいさつ

 

介助犬のデモンストレーション 

 

 

介助犬使用者によるトーク  

  

 

いよいよWebサイトのお披露目

 

北河内ユニバーサルマップとは、介助犬同伴の場合を含む障がい者、高齢者、お子様連れ等の利用を想定しつつ、地域の公共施設や店舗のバリアフリー対応の情報をまとめた1枚の地図です。マップ作成は「障害があっても暮らしやすい街づくり」を目指す川村義肢の取り組みがきっかけになっています。2017年以降、JR各駅周辺のマップが野崎駅、住道駅、四条畷・忍ヶ丘駅、と3編にわたり発行されています。この間、地域の一般ボランティアに本学商学科の学生(当時)が加わり共同で作業を進めた経緯もありました。

 

お披露目されたWebサイト        

  

 

地域のバリアフリー情報がより身近に

 

これらを受け、今回は野崎駅版について、これまで紙媒体で作成してきたマップを電子化し、かつ、駅前の野崎参道商店街を中心に店舗写真を追加するなど内容を充実させたWebサイトの作成に取り組みました。具体的には第1に、最新時点への情報更新のため、学生たちは四條畷学園大学のバリアフリー調査に加わり、一軒ずつ取材をしました。第2に、WordPressというアプリケーションを用いてWebサイトを作成しました。大半の学生にはアプリ利用経験がなく、外部講師の協力のもとでノウハウを学ぶ一方、サイトの構成やデザインに留意しながらそれぞれが分担して公開に備えました。

 

Webサイト作成のための学外講習会     

 

 

主催者、地元商業者を交えた打ち合わせ

 

ユニバーサルマップ作成に向けた諸々の活動はメディアからも注目され、J:COM(6月19日、10月17日ほか)や毎日新聞(11月19日)、読売新聞(11月27日)などでも報道されています。

※北河内ユニバーサルマップWeb版(介助犬のひろば公式サイト)