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大阪産業大学からのお知らせ

TOMOIKIプロジェクト「バナナ学入門」を実施しました

 10月15日(土)と10月29日(土)、TOMOIKIプロジェクト「バナナ学入門」を実施しました。
 10月15日に本学で開催された「バナナ学入門1~サイエンスで遊ぼう」では、バナナとはどんな植物なのかについて講義した後、バナナ繊維の工芸品を手に取ったり、果肉の糖度・酸度測定、細胞の顕微鏡観察をおこなったりして知識を深めました。糖酸度の測定では、料理用バナナ(皮が緑色で甘くない)、生食用バナナ、オレンジジュース、イチゴジャムを比較したのですが、参加者は、料理用バナナの糖度の低さ、ふだん食べている生食用バナナの糖度の高さに驚いていました。
 10月29日の「バナナ学入門2~バナナを料理して学ぼう」は、大東市立公民館の料理室でおこないました。世界のバナナ料理を説明した後、料理用バナナを用いた3品(ソテー、煮物、お焼き)と、生食用バナナとキャッサバ粉を使った揚げ菓子1品を一緒に作りました。料理用バナナは日本ではまだ調理法が確立していないため、学生と一緒に試作を重ねてレシピを作りこの日に臨みました。参加者の方々から「美味しい!」と言っていただき、大変うれしく感じました。
 今回の経験を生かして、これからも体験型のバナナ授業を発展させ、広めていければと思っています。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

(担当:人間環境学部 佐藤靖明准教授)

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