MENU

情報科学センター ウイルス対策

ウイルスとは?

ウイルスとは、破壊・改ざん・いたずらなどを目的とした悪意のもとに作られたプログラムです。PCへの感染活動だけではなく、さらなる感染源を求め自己増殖します。 感染した場合は不正アクセスや情報漏洩につながる恐れがあるため、ウイルスに対する心構えが必要です。

ウイルス対策ソフトのインストール

ウイルスの検知と除去を行うウイルス対策ソフトを利用し、常に外部の脅威から守ることが重要です。 代表的なウイルス対策ソフトは次の製品です。

  • ノートン アンチウイルス(シマンテック社)
  • ウイルスバスター(トレンドマイクロ社)
  • マカフィーウイルススキャン(マカフィー社)

ウイルス対策ソフトの更新

ウイルス対策ソフトのアップデートは常に怠らないようにしましょう。 PC起動時に手動でアップデートを行う習慣が大切です。

ウイルス関連情報サイトのチェック

日々新たな脅威が発生していますので、ウイルス対策ソフトを提供している企業のWebサイトで動向を確認しておきましょう。

OSの修正・アップデート

使用しているOSのセキュリティを向上させるためにも、OS提供元のセキュリティパッチ配布情報や動向を確認しましょう。

ウイルスに感染しないためには?

見覚えのないメールや添付ファイルを開かない

突然知らない人からメールが届き、かつ、添付ファイルが付いているなどというのは怪しいので、そういうメールは削除してしまってなんら問題無いと思います。 添付ファイルが付いていない場合は、題名(Subject,Title)、差出人(From)、受取人(To)を確認して判断しましょう。 見覚えの無い人からメールが届く主なパターンを以下に挙げてみました。

  1. QandA、宣伝、セールスなど 題名である程度判断できると思いますが、添付ファイルまで付いているようなセールスメールは、ウイルスの可能性もあるので、開かずに削除してください。 添付ファイルが付いていない場合は、本文内容を確認した方が良いでしょう。
  2. チェーンメール、会員勧誘など チェーンメールと思われるものは無視してください。返信、転送はしないようお願いします。
  3. 知っている人のメールアドレスから変なメールが届いた! 知り合い同士のトラブルにご注意!題名(Subject Title)を確認! 添付ファイル付きでウイルスにありがちな題名であれば、まずウイルスと考えて良いでしょう。知り合いであれば、それなりの題名を付けると思います。心配であれば、先方に確認しましょう。

メールソフトのプレビュー機能はオフにする

メーラー(Thunderbird,Outlook Expressなどのこと)により、メールの内容をプレビューする機能を持ったものがありますが、必ずオフにしてください。 ウイルスには、プレビュー機能を利用し感染するものがあります。

不用意にリンクをクリックしない

怪しいホームページの閲覧は控えましょう。特に、不特定多数のユーザーが利用する電子掲示板では、いやがらせのためにこのような動作をするホームページへのリンクを貼り付ける場合があるので、むやみにリンクをクリックしないようにしましょう。 ホームページによっては、Cookieを利用して、閲覧時に入力した情報をWebブラウザに保管させることがありますが、Webブラウザで保管されているCookieの中には、パスワードやクレジットカード番号など、重要な個人情報が含まれることもあります。

外部記憶装置(USBメモリなど)の取扱いには注意

他人と貸し借りした媒体から感染することもあります。 ウイルスチェックを実行してから使いましょう。

ウイルススキャンの定期実施

ウイルス対策を万全にするためには、ウイルス対策ソフトを導入して、ウイルス検知用データを更新するだけでなく、定期的なウイルススキャンを実行することが大切です。

WordやExcelのマクロを自動で有効とさせない

Word、Excelなどでよく使われるマクロに取りつくウイルスが、古いタイプながら学内でも多く見つかっています。 出所が明確でない文書を初めて扱う場合は、十分に注意してください。

  1. マクロのセキュリティ設定を確認
  2. マクロを無効化してExcel,Wordの文書を起動させる方法 Shiftキーを押しながら、ExcelやWordの文書ファイルを開く。 文書にマクロウイルスが含まれている場合に有効です。

ウイルスに感染した?パソコンの様子がおかしい?と思ったら・・・

ウイルスに感染した、感染した恐れがある、または、変なファイルを開いてしまった場合、ウイルス対策が必要です。

1.LANケーブルを抜く

ウイルスが拡散するのを防ぎます。 パソコン内のアドレス帳にあるアドレスに対し、一斉にメールをばら撒く恐れがあります。

2.ウイルスチェックおよび、ウイルス駆除を行う

それでも駆除できない場合は・・・情報科学センターが推奨するウイルス駆除手順

PCの再セットアップです。 ウイルスの感染だけでなく、日頃のPCの酷使などPCを不調にする原因はいろいろあると思われます。

  1. Wordやメールなどの個人的なファイルを外部記憶装置(USBメモリなど)にバックアップします。
  2. プロバイダなどのシステム設定情報を控えておきます。
    • メールの設定(アドレス帳など)
    • ネットワークの設定(IPアドレスなど)
    • 周辺機器の設定(プリンタ、スキャナなど)
  3. PC付属のリカバリディスク(復旧DVDまたはCD)で再セットアップを実施します。 (個人でインストールしたソフトウェアも消去されるので注意)
  4. アンチウイルスソフトのインストールをします。
  5. Microsoft Updateを実施します。
  6. 1.のバックアップしておいた外部記憶装置(USBメモリなど)をウイルスチェック後、PCにコピーします。
  7. 2.で控えた情報を元に再設定します。