経営学部 経営学科
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5月18日(月)、経営学部開講科目「航空交通論A」(担当教員:西澤)において、物流業界で求貨求車サービス(荷主と運送会社をつなぐ輸配送プラットフォーム)を展開するトランコム株式会社の小暮広和氏を外部講師としてお招きし、「新しい『はこぶ』の実現に向けて」と題した特別講義を実施しました。
講義では、物流の全体像(調達・生産・販売物流)やトラック・航空・鉄道・船舶など各輸送モードの特徴を概観したうえで、航空貨物輸送の強み(短納期・高セキュリティ・在庫管理のしやすさ)と課題(高コスト・スペースの制限)について、荷主の視点からわかりやすくご説明いただきました。また、ネット通販市場の急拡大(9年間で約2倍)に伴う宅配需要の増大や、「物流の2024年問題」(トラックドライバーの年間時間外労働に上限が設けられたことで生じる輸送リソースの不足問題)が航空貨物市場にも影響を与えていることを学びました。さらに、ANA Cargoの「コンテナバリュー運賃」やモーダルシフト(トラック輸送から環境負荷の小さい鉄道・船舶・航空輸送への転換)といった具体的な事例を通じて、航空輸送がサプライチェーン全体を支える重要な選択肢であることを理解する機会となりました。
本科目は、航空産業への理解を深め、航空交通をより身近に感じてもらうことを目的としています。今後も現場をよく知る実務者や研究者をゲストにお招きし、教室だけでは得られないリアルな視点からの学びを継続的に提供していく予定です。
