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経営学部 経営学科

経営学部「航空交通論A」JAXA研究者からパイロット訓練と航空安全を学ぶ特別講義を開催

2026年8月3日 経営学部 経営学科

7月20日(月)、経営学部開講科目「航空交通論A」(担当教員:西澤)において、宇宙航空研究開発機構(JAXA)航空技術部門 航空システム研究ユニットの山田健翔氏を外部講師としてお招きし、「訓練成長過程の研究」と題した特別講義を実施しました。

講義では、まずJAXAが宇宙分野だけでなく、航空分野においても研究・開発を行っていることが紹介されました。超音速機設計技術、環境負荷低減技術、安全性向上技術、航空交通・運航管理技術など、幅広い航空技術研究を手がけるJAXAの取り組みを通じて、学生たちは航空産業を支える研究開発の広がりについて学びました。

続いて、航空の安全は、規則、メーカー、空港、エアライン、管制など、多くの組織とそこで働く人々がそれぞれの役割を果たすことで実現されていることが説明されました。なかでもエアラインのパイロットには、操縦技術だけでなく、状況把握、意思決定、コミュニケーションといった「コンピテンシー」が求められることを、雷雲の発生やエンジン故障などの具体例を通じて学びました。

また、JAXAで進められているパイロット訓練の成長過程に関する研究についても紹介されました。訓練の成長過程にはさまざまな「ばらつき」が伴うことを統計・確率的な視点から捉え、個人ごとの成長を数値で可視化しようとするJAXAの研究アプローチを学びました。あわせて、「成功から学ぶ」ことが航空安全の維持に重要であることも説明されました。

学生にとって、航空安全とは事故やトラブルを防ぐ取り組みにとどまらず、日々の運航がうまく行われている理由を理解し、そこから学ぶことによって支えられていることを知る貴重な機会となりました。JAXA研究者の視点を通じて、航空分野の安全が現場の経験と科学的な分析の両面から支えられていることを学びました。

本科目は、航空産業への理解を深め、航空交通をより身近に感じてもらうことを目的としています。今後も現場をよく知る実務者や研究者をゲストにお招きし、教室だけでは得られないリアルな視点からの学びを継続的に提供していく予定です。