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保護者の皆様へ

2021年度 前期の授業実施方針と注意事項について(お願い)

2021年3月19日 保護者の皆様へ

令和3(2021)年3月19日

在学生の皆さま
保護者の皆さま

教務部長 大津山 澄明

2021年度 前期の授業実施方針と注意事項について(お願い)

<本学新型コロナウイルス感染症対策会議>

 2020年度のコロナ禍における本学の授業運営および教育研究活動につきましては,多大なるご理解と様々なご協力を賜りましたこと,衷心より感謝申し上げます。
 学生の皆さまの学習への取り組みと保護者さまの多方面におよぶご支援,講義を担当されました先生方のご尽力により,学生の学修機会の確保と教育の質保証を維持することができたものと考えております。
 本学では,建学の精神『偉大なる平凡人たれ』のもと,基礎学力に基づいた専門的知識の修得はもとより,社会人としての大切な教養や倫理観を養い,自らが主体的に学ぶことを通じて,実践的な人材を養成することを理念に掲げて教育を行っています。
 その上で,応用能力と実践力に富み,かつ,建学の精神に則った,高い人間性と社会性を兼ね備えた人材を育むことを教育目的としています。
 本学がこの目的を果たすためには,多様な人間同士が,物理的空間を共有しながら,言語的のみならず,非言語的なコミュニケーションを駆使しながら学べる環境を,できる限り担保することが不可欠となります。
 ついては, 2021年度においても,本学のコロナ禍での授業実施のあり方としては,新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に努めつつ,「ハイブリッド方式」による授業を原則とすることで,学生たちができるだけ大学での対面による受講の機会をもつことを通じて,高度な人間性と社会性を兼ね備えることにつながる教育環境を保証したいと考えています。
 本学の「ハイブリッド方式」授業は,講義時間割どおりに指定される曜日・時限・教室に先生が赴き,教室で受講する学生に対して対面講義を行います。また同時に先生は,教室に配置または持参されたパソコンを起動し,パソコン上のWeb会議システム(Google Meet)を介して,自宅や自習室等で受講する学生に対して,リアルタイム(LIVE)でオンライン講義を並行して行います。【 参照1:ハイブリッド方式の授業イメージ図

 ただし,講義を担当される先生の事情等により,完全オンライン授業(教室に担当教員が不在)となる科目があります。対象科目については,本学のWebサイトにて随時情報を開示しますので,適時確認をお願いします。
 また,2021年度前期は2020年度後期とは異なり,学生の講義受講の原則は,通学による対面受講か,リアルタイム(LIVE)でのオンライン受講のいずれかとし,オンデマンド用の録画映像は,パソコンや自宅等のネットワーク環境にトラブルが生じた場合や,その他やむを得ない事情により授業時間帯での受講が困難となった場合に限り,受講することができます。
 なお,対面受講に不安や諸事情等で心配がある場合には,教務課までご相談ください。
 2021年度前期の通学による対面受講における,本学の新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策として,次の要領で授業を実施します。
(1)各教室の収容定員については3分の1を標準として,最大でも2分の1程度におさまるような運用を想定します。(講義教室の机上の約2分の1には「着席禁止」のステッカーを貼付)
(2)本学新型コロナウイルス感染症対策会議が定めるレベル設定〔レベル0~4〕に基づき,①通常受講〔レベル0〕,②対面受講を「原則」〔レベル1~2a〕,③対面受講を「推奨」〔レベル2b~3〕,④非対面・完全オンライン受講〔レベル4〕を判断します。【 参照2:「現在の授業の運用状況」早見表
(3)授業タイプを,①受講生が多くない講義科目〔授業タイプX〕,②受講生が多い講義科目〔授業タイプY〕,③実験・実習・演習・実技科目(卒業研究・大学院関連を含む)〔授業タイプZ〕に分けて運用します。
(4)学生たちを,学籍番号の下3桁の数字により,機械的に3グループ(3で割って1余るグループ〔Aグループ〕,3で割って2余るグループ〔Bグループ〕,3で割り切れるグループ〔Cグループ〕)に分けて,それぞれのグループに対して,対面受講するための授業回を割り当てます。【 参照3:対面授業グループ日程一覧表と学年暦(カレンダー)
 各グループに割り当てられた学生は,指定された回において,対面受講が許可されることになります。そして対面受講が許可される授業回として,半期15回分のうち,3回目から14回目までの12回分を指定します。すなわち「1グループあたり4回」の対面受講が許可される指定回を割り当てます。
 また,1回目と2回目は履修修正・変更期間等のために,15回目は担当教員の方針により,定期試験にかわる小テストやレポート課題等が与えられることがあるため,指定回から除外しています。
 なお,16回目に相当する定期試験については,感染拡大防止の観点から教室の収容定員に限りがあるため,対面以外の方法での実施を想定しています。
 コロナ禍の厳しい状況下ではありますが,上記の授業方針および注意事項につきましては,皆さまのご理解ご協力を賜り,大学としての責務を果たせるよう努めて参る所存でございますので,お力添えのほどよろしくお願いいたします。

以上