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大阪産業大学からのお知らせ

陸上元日本代表の朝原宣治さんの講演会を実施しました

大阪産業大学商学科では、令和3年度入学式後の企画として、「朝原宣治(あさはら のぶはる)氏講演会」を実施しました。
保護者の皆様はオンラインでの参加となりました。
朝原氏はオリンピック北京大会銀メダリストで、現在、陸上競技の指導者、スポーツ解説者として活躍中です。奥様はバルセロナ銅メダリストの奥野史子(おくのふみこ)さんです。

講演の前半、朝原氏は新入生に向けてご自身の大学時代を振り返りながら話されました。朝原氏は高校時代に陸上競技をやっていたので、スポーツ推薦入試で大学に入学されたそうです。入学してしばらくはキャンパスライフと陸上競技の練習を両立させながら楽しく過ごしたそうです。当時は、オリンピック選手をめざして陸上競技をしていたわけではなく、大学を4年間で卒業したら普通に就職するつもりでした。なぜかというとスポーツ選手で生計を維持することは難しいし、自分がプロになれるほどの才能があるかどうか自信がなかったからだそうです。

大学で陸上競技の記録が伸びてきたことから、3回生の時に陸上競技で生きて行こうと決め、4回生から陸上競技を続けるために本場のヨーロッパに留学することを決心したそうです。就職活動ではいろいろな人に支援していただいた結果、朝原氏の希望に理解を示した大阪ガスに就職しました。当時の大学教員が一緒になって就職先を探してくれたお陰だと感謝されていました。朝原氏は入学したばかりなので急ぐ必要はないが大学生活の4年間はあっという間に過ぎます。大学時代に人脈を作ることや多様な経験をすることが重要なので自分の目標などを早く見つけて自分の夢を持って進むようにと新入生に向かって話されました。