大阪産業大学からのお知らせ
大阪産業大学からのお知らせ
4月1日(水)中央キャンパス総合体育館にて、令和7年度大学院・大学 入学宣誓式を挙行しました。
新入生の皆さん、大阪産業大学大学院ならびに大阪産業大学へのご入学、誠におめでとうございます。皆さんを本学にお迎えできますことを、心より嬉しく思います。また、ご家族の皆様にも、心よりお祝いを申し上げます。さらに、ご来賓の皆様方におかれましては、ご多忙の中ご臨席を賜り、厚く御礼申し上げます。
本学の起源は、1928年(昭和3年)に創立された大阪鉄道学校にあります。当時、人や物の移動の主役は鉄道でしたが、第二次世界大戦後は自動車が急速に普及し、本学の教育の中心も時代の変化とともに移り変わってまいりました。1950年(昭和25年)には大阪交通短期大学として新たな歩みを始め、1965年(昭和40年)には大阪産業大学が設置され、4年制大学へと発展いたしました。
創設当初は工学部と経営学部の2学部でしたが、現在では7学部を擁する文理融合の総合大学へと成長しております。そして2年後の2028年、本学園は創立100周年という大きな節目を迎えます。この長い歴史と伝統の上に、皆さんは新たな一歩を刻むことになります。
現代社会に目を向けますと、人工知能、いわゆるAIの急速な発展が進む一方で、国際社会では対立や紛争が絶えず、それらは私たちの日常生活にも直接的な影響を及ぼしています。また、地球温暖化に伴う気候変動は、台風や豪雨、干ばつ、山林火災など、さまざまな災害を引き起こし、食料生産や生活基盤にも深刻な影響を与えています。
このようなグローバル社会においては、異なる文化や価値観を理解し、対話を通じて相互理解を深め、社会に貢献しようとする姿勢が不可欠です。これは国際社会においてのみならず、皆さんの日常においても同様に求められるものです。
ここで、本学園の創立者である瀬島源三郎の言葉を紹介いたします。本学の建学の精神は「偉大なる平凡人たれ」であります。この精神について、瀬島は次のように書き残しています。
「偉人になるとか、学者になるとか、名誉や地位の高い人間になるとか、金持ちになるとか等の、小乗的な功利主義的な考えを捨てて、いざとなれば、おのれを殺して人間社会に貢献する、それが自分の生き甲斐であり、そして、それが同時に平和で幸福な生活に繋がり、従って長い人生への生の悦びであるというような考え方を持って、平凡なようだが、かくなくてはならない人間社会構成への最もよき分子になる教育を私は考えた。これこそ、私の考えた人生において最も偉大なものであると・・・・・・・。」
「偉大」と「平凡」は、一見すると相反する言葉のように感じられるかもしれません。しかし、名誉や利益を追うのではなく、社会に貢献することに喜びを見いだし、誠実に努力を重ねることこそが、平凡ではあるが、人として最も尊く、そして偉大である――この言葉には、そのような深い意味が込められています。皆さんがさまざまな課題に向き合うとき、この建学の精神を思い起こしていただきたいと思います。
大学生活では、授業のほか、クラブ活動やプロジェクト共育などの課外活動、あるいはアルバイトなど、さまざまな経験をされることでしょう。その中で大切なことは、「人としてどうあるべきか」、「信頼される人間であるかどうか」ということです。そのためには、誠実に努力を重ね、社会に貢献できる人間へと成長していくことが大事であると思います。
大学のさまざまな場面で、時には意見の違いに直面することもあります。しかし、対話を重ね、共通点を見出していくことにより、人間として大きく成長することができると考えます。
皆さんが本学において豊かで充実した学生生活を送り、大きく成長されることを心より願っております。私ども教職員一同、全力で皆さんを支えてまいります。
本日ここに、新たな一歩を踏み出す皆さんの前途に、限りない希望と飛躍があることを心より祈念し、私の式辞といたします。
令和8年4月1日
大阪産業大学 学長 小川 和彦
式典当日はYouTubeチャンネルでライブ配信を行いました。
式典終了後であっても一定期間ご視聴いただくことが可能ですのでぜひご覧ください。





