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教職課程 介護等体験

中学校の教員免許状を取得するには、「介護等体験」が必要です。 「小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例等に関する法律」(平成10年4月1日施行)に基づき、7日間の介護等体験が義務付けられました。

参加時期・期間等

1. 参加時期

本学では、3年次に介護等体験に参加します。

2. 参加期間

本学では、次のように2回に分けて、介護等体験に参加します(2回共参加)。

  • 5日間(4月~7月、または10月~12月):社会福祉施設(特別養護老人ホーム、介護老人保健施設)、障害者支援施設 など
  • 2日間(11月~12月)         :特別支援学校

※5日間の体験から参加してください。2日間の体験を先にすることはできません。

3.体験時間

目安として1日6~7時間になります(休憩時間を除く)。

介護等体験の内容

1. 介護等体験の目的

ふだん接することの少ないさまざまな人の生き方、生活のありように気づくとともに、人との関わり、人を援助する上で大切にすべき姿勢や視点を体験的に学習する。このことによって義務教育を担うものに求められる幅広い社会観・人生観が持てるよう視野を広げ、人間的に成長できるきっかけを得ることを目的とする。

~「全国社会福祉協議会発行「社会福祉施設における介護体験プログラム」より~

2. 体験内容

老人福祉施設で介護補助、障害者自立支援施設で、自立支援(作業)補助、特別支援学校で授業補助、などになります。しかし、要資格者(介護士など)にしか出来ないことも多いため、体験中は主に、入所者や支援学校生徒とコミュニケーションをとります。

介護等体験に参加するには

1. 各種ガイダンスへの参加

5日間、2日間の体験ともに、ガイダンスを開催します。出席をしなければ介護等体験には参加できません。

2年次 10月 介護等体験登録ガイダンス 申込み手続きを行います。介護等体験(5日間)の参加費用を徴収します。
3年次 4月 介護等体験(5日間)最終ガイダンス 5日間の介護等体験に参加するための留意点の説明、必要資料の配布等を行います。
10月 介護等体験(2日間)最終ガイダンス 2日間の介護等体験に参加するための留意点の説明、必要資料の配布等を行います。介護等体験(2日間)の参加費用を徴収します。

※5日間の体験から参加してください。2日間の体験を先にすることはできません。

2. 費用

  • 5日間:7,500円(1,500円/日×5日間)
  • 2日間:2,000円(1,000円/日×2日間)
  • 学研災付帯賠償責任保険加入料:210円

また上記以外に、次のものが体験施設から求められれば、費用は実費でかかります。

  • 健康診断書:大学定期健康診断を受診している場合、診断書発行手数料として200円大学定期健康診断を受診していない場合、3,000円~(最寄の病院で各自で受診をします)
  • 細菌検査(検便) :1,500円程度

3. 麻疹の抗体を有することの確認について

本学では文部科学省からの指導に基づき、介護等体験に参加する学生には、麻疹の抗体を有していることを確認しています。抗体有の証明方法の詳細はガイダンスで説明・指示しますので、必ず指定期間までに証明を完了するようにしてください。

4. 参加日程、体験先の決定について

介護等体験開始月の約1~2か月前に決定します。ポータルシステムや掲示板にてお知らせします。また決定した日程、体験先は変更できません。

体験中の留意点

介護等体験先の施設は、学生の皆様が教員免許状を取得するために、場所と時間を提供し、協力して下さっています。
次の留意点をふまえ、教師を目指すものとして常識ある行動を心掛けてください。

  • 遅刻・早退・欠勤をしないこと。
  • 身だしなみ、言動には注意を。
  • 体調管理の徹底を。
  • 大学、体験先への報告・連絡・相談の徹底を。
  • 個人情報の取り扱いに注意を。
  • 施設入所者、支援学校生徒等との交流に注意を。(体験者は、責任をとれる立場にはないということを自覚してください)。