佐渡のスギ天然林（新潟大学演習林）や金北山のブナ林の観察，集落の人たちに よる文弥人形，蕎麦打ち体験など，佐渡の自然と人々の暮らし・文化に触れる実 習でした（2015年10月30日～11月1日）。 途中，ヒョウも降ってきましたが，雪が降ったあとのブナやハウチワカエデの紅 葉はとりわけ美しく，ヤマブドウの実を味わいながら森を歩きました。学生が 打った新蕎麦の味は格別でした。文弥人形は川嶋さんご夫妻が継承されていま す。息がぴったりあった文弥人形の舞のあとで，人形をもたせていただき，その 重さに学生達は驚いていました。佐渡の自然と人の魅力が満載の3日間でした。 新潟大学農学部佐渡フィールドセンターおよび理学部臨海実験所のみなさまには たいへんお世話になりました。ありがとうございます（担当教員：前迫，佐藤， 鶴田）。

佐渡実習に参加した学生と教員

海洋生物標本を観察する学生（新潟大学理学部附属臨海実験所にて）

金北山のブナ林

スギの天然林を観察する学生（新潟大学農学部附属演習林）

採取した植物を調べる学生（新潟大学農学部附属佐渡ステーションにて）

小田に住む川嶋さんのご指導で新蕎麦を打つ学生

文弥人形を見学（川嶋さんご夫妻による）