2016年12月17日（土）多文化共生をテーマとする国際学部教員主催の研究会が、中国からゲストスピーカーを招聘して開催されました。

今回は、中国・延辺大学漢語言文化学院の李光華氏が「朝鮮の漢字と漢字音」という論題で、漢字の朝鮮半島への伝播過程、朝鮮における漢字音の源流、変化の様相、特徴などを報告されました。大変興味深い内容で、報告終了後は活発な議論が交わされました。

あわせて本学国際学部と延辺大学との教育・研究交流についても、意見が交換されました。来年3月には、国際学部教員が延辺大学を訪問する予定になっています。

国際学部では教育・研究の両面にわたって、今後も海外の大学との交流をいっそう進めてまいります。なお今回の研究会は、2016年度大阪産業大学学長教育研究支援費課題研究「アジア諸地域における文化衝突と多文化共生の研究とその教育的還元」により実施されました。

これまでの国際学部設置記念イベント

• 国際シンポジウム「漢語教学と研究における多様性理論について」
• 中国・中央音楽学院ジャスミン揚琴重楽団演奏会
• 中国文化名人講座：藤田佳久氏講演会「東亜同文書院と大調査旅行から書院生が描いた東アジア、中国像」

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