2017年6月3日（土）開催の大阪産業大学市民講座では、国際学部国際学科の望月肇准教授が「楽しくやさしい英語学習と異文化交流」というテーマで講演を行いました。

講演会では、まず最初に、"l"と"r"の発音の違いなど日本語と英語の発音の違いについてお話しした後、リズムと音楽にあわせて、正しい英語の発音方法を楽しく練習していただきました。次に、脳科学的にも効果が高いとされるシャドーイング法の理論と学習法をお話しし、実際にRod Stewartの"SAILING"とB.J. Thomasの"RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD"を用いて、楽しく歌いながら英語シャドーイング学習を体験していただきました。

また、折り紙や毛筆書道など身近な日本文化を海外からのお客様に紹介する際、複雑な表現を使わずにやさしい英語で説明しながら、体験的な学びを通して楽しく異文化交流できることを、ハワイでの留学経験をもとにお話ししました。講演の終盤では、ご参加いただいた約100名の皆様とご一緒に、折り紙で鶴や亀を折ったり、英語の歌で大合唱となり、一体感のある講演会となりました。

大阪産業大学では、地域に開かれた大学づくりと生涯教育の場の提供を目的として、地域市民の方々を対象に市民講座を開催しております。6月10日（土）は、今中准舞衣子准教授による「フランス語でひろがる世界」と題した講演を午前10時より、リングホーファー・マンフレッド教授による「80歳になっても新しい外国語を身につけることができます！」と題した講演を午後1時より予定しています。

2017年度前期市民講座の詳細はこちらをご覧下さい。皆様のご参加をお待ちしております。

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