残暑もありますが、だんだん涼しくなってきており、BBQ等レジャーやイベントなどで、外で調理、飲食しやすくなってきています。気温や湿度が高いときは、食中毒の原因となる細菌(腸管出血性大腸菌、カンピロバクター、サルモネラ属菌、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌など)が増殖しやすいです。食中毒にならないように注意しましょう。
カンピロバクター食中毒に注目!
- 大阪府ではカンピロバクターによる食中毒の発生件数が最も多く、約全体の半数以上を占めています。
- 健康な鶏、牛、豚などの腸内に常在する菌で、これらの処理過程で、食肉に付着することがあります。
- 特に鶏は高い確率で保有しており、流通鶏肉の60%以上がこの菌で汚染されているとの報告があります。牛レバーの内部に存在していることもあります。
- 症状について
下痢、腹痛、発熱等(食べてから1~7日で症状が出る)。たまに、症状が出て数週間後に「ギラン・バレー症候群」になることがあります。
- 対策について
お肉の中心部が白くなるまでよく火を通す
サラダなど生で食べるものと鶏肉は別に調理する
鶏肉を料理した道具は熱湯などで消毒する
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